本利用規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社クリエイティブファクトリーが運営する「にじや分析ラボ」(以下「当ラボ」といいます。)が提供する分析、測定、評価、調査、分析報告書の作成その他これらに関連するサービス(以下「分析サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。

分析サービスをご利用いただくお客様(以下「依頼者」といいます。)は、本規約をご確認のうえ、お申し込みください。

第1条 分析サービスの内容

当ラボでは、蛍光X線分析装置その他の分析・測定機器を使用し、主として次の分析サービスを提供します。

  1. 基礎元素分析
  2. 材質評価
  3. 膜厚・めっき分析
  4. RoHS分析
  5. 製品・部品比較分析
  6. サイレントチェンジ調査
  7. 不具合・原因調査
  8. 総合材料調査
  9. 前各号に付随する測定、評価、調査、分析報告書の作成その他の業務

具体的な分析内容、試料数、測定箇所、測定方法、料金、納期等については、依頼内容に応じて個別にご案内します。

第2条 分析相談および分析依頼の成立

分析相談フォーム、電子メール、電話その他の方法によるお問い合わせの時点では、正式な分析依頼は成立していません。

当ラボは、分析目的、試料の種類・形状・状態、必要とされる分析内容等を確認したうえで、対応可能な分析方法、料金、試料の送付方法等をご案内します。

見積書を発行する場合は、依頼者がその内容を承諾し、当ラボが分析依頼を受け付けた時点で正式な依頼が成立します。

その他の方法で受け付ける場合は、当ラボが指定する申込みまたは支払等の手続が完了し、当ラボが受付を完了した時点で正式な依頼が成立します。

第3条 試料の送付

依頼者は、原則として当ラボから試料の送付について案内を受けた後に試料を発送してください。

試料は、輸送中に破損、漏えい、汚染その他の問題が生じないよう、試料の性質に応じて適切に梱包してください。

試料の送付および返送に必要な送料、保険料その他の費用については、当ラボが別途案内する場合を除き、依頼者の負担となります。

第4条 試料に関する事前申告

依頼者は、分析対象となる試料について、分析担当者、設備または第三者に危険を及ぼす可能性がある場合、その内容を必ず事前に当ラボへ申告してください。

特に次の試料については、発送前にご相談ください。

  • 有害物質を含む可能性があるもの
  • 放射性物質または放射線を発する可能性があるもの
  • 発火性、爆発性、腐食性または高い反応性を有するもの
  • 感染性その他の生物学的危険性を有するもの
  • 法令により所持、輸送、分析または取扱いが規制されているもの
  • その他、通常の取扱いに危険を伴うもの

安全性を確認できない場合その他当ラボが取扱いに適さないと判断した場合には、分析をお断りすることがあります。

第5条 試料の状態と分析結果

分析結果は、試料の形状、大きさ、厚さ、表面状態、凹凸、めっき、汚れ、酸化、腐食、測定位置、均質性その他の状態によって影響を受ける場合があります。

そのため当ラボでは、分析目的に応じて、測定位置の選定、複数箇所の測定、比較測定、前処理その他必要と考えられる方法をご提案する場合があります。

同一の試料であっても、測定位置や測定条件等によって測定結果が異なる場合があります。

第6条 非破壊分析および前処理

当ラボでは、非破壊で実施可能な分析については、可能な限り試料を損傷しない方法で分析します。

ただし、分析目的、試料の状態、必要な測定精度等によっては、研磨、切断、削り、剥離その他の前処理が必要となる場合があります。

試料に不可逆的な変化を伴う処理を行う場合には、原則として事前に依頼者へ説明し、承諾を得たうえで実施します。

第7条 分析結果の性質および技術的限界

分析結果は、使用した分析装置、分析方法、測定条件、測定箇所および試料の状態等に基づく測定結果です。

分析装置および分析方法には、それぞれ検出限界、測定精度、測定範囲、測定深さ、対象元素その他の技術的な限界があります。

そのため、特に明示した場合を除き、分析結果によって試料全体の組成、品質、性能、安全性、製造方法、原産地、製造時期その他すべての事項が確定するものではありません。

当ラボでは、分析によって確認できる範囲と確認できない範囲を区別し、分析目的に応じて結果を提供します。

第8条 評価・比較・原因調査等

材質評価、製品・部品比較分析、サイレントチェンジ調査、不具合・原因調査、総合材料調査等では、測定結果、比較試料、依頼者から提供された情報その他分析時点で利用可能な情報に基づいて評価または考察を行います。

これらの評価または考察は、得られた分析結果等から合理的に判断できる範囲のものです。

分析結果のみでは、特定の材質、原因、製造方法、変更内容等を一意に確定できない場合があります。

原因等をさらに確認するため、当ラボで実施していない分析方法や外部分析機関による追加分析が必要となる場合があります。

第9条 RoHS分析

当ラボが提供するRoHS分析は、個別のサービス内容、見積書または分析報告書等で別途明示する場合を除き、蛍光X線分析等によるスクリーニング分析です。

スクリーニング分析は、対象元素の有無や濃度を確認するための一次的な評価を目的とするものであり、それだけをもって製品または材料がすべての法令、規格、顧客基準等に適合することを保証するものではありません。

精密な定量分析、化学形態の判別その他の追加分析が必要と判断される場合には、その旨をご案内することがあります。

第10条 分析報告書

分析報告書は、当ラボが実施した分析について、測定条件、測定結果、評価、写真その他必要な情報を記録するものです。

正式分析報告書が基本料金に含まれていないサービスについては、別途料金が必要です。

分析報告書の内容および形式は、分析サービスの種類、分析目的および依頼内容等に応じて決定します。

第11条 分析結果および分析報告書の利用

依頼者は、分析結果および分析報告書を、自社での検討、品質管理、製品開発、取引先への説明その他適法な目的に利用できます。

ただし、分析報告書の一部のみを切り出すなど、当ラボの分析結果または評価について誤解を生じさせる方法で使用することはできません。

また、当ラボの名称、分析結果または分析報告書を使用して、当ラボが特定の商品、製品、事業者等について認証、保証、推薦または承認したかのような表示を行うことはできません。

第12条 試料・技術情報・秘密情報の取り扱い

当ラボは、分析相談または分析業務に伴って依頼者から提供された次の情報を適切に取り扱います。

  • 試料および試作品
  • 製品・部品に関する情報
  • 写真、図面および仕様書
  • 製造条件その他の技術情報
  • 測定データ
  • 比較対象に関する情報
  • 不具合に関する情報
  • 仕入先・製造元等に関する情報
  • その他、分析相談または分析業務に関連して提供された非公開情報

これらの情報は、分析相談、見積、分析方法の検討、分析業務、分析報告書の作成およびこれらに付随する連絡等、依頼された業務を行うために必要な範囲で使用します。

当ラボは、依頼者の同意なく、これらの情報をWebサイト、分析事例、実測データ、SNS、広告、営業資料その他の媒体へ公開しません。

第13条 秘密保持契約(NDA)

依頼者が秘密保持契約(NDA)の締結を希望する場合には、秘密情報、試作品、図面等を当ラボへ提供する前にご相談ください。

契約内容について双方が合意した場合には、別途秘密保持契約を締結することができます。

秘密保持契約と本規約の内容が異なる場合には、当該秘密保持契約に定められた事項については、その契約内容を優先します。

第14条 分析事例等への掲載

当ラボは、依頼者から提供された試料、写真、分析結果、技術情報その他の情報を、依頼者の同意なく分析事例等として公開しません。

分析事例、実測データ、Webサイト、SNS、広告その他の媒体への掲載について依頼者の同意を得た場合には、その同意の範囲内で使用します。

第15条 外部分析機関等への再委託

分析目的を達成するため、当ラボの設備では対応できない分析または測定が必要となる場合があります。

外部分析機関等への再委託が必要となる場合には、原則として事前に依頼者へ説明し、承諾を得たうえで実施します。

再委託に追加料金が必要となる場合には、実施前に内容および料金をご案内します。

第16条 試料の保管・返却・廃棄

分析終了後の試料は、依頼内容および事前に確認した方法に従って返却または処分します。

試料の返送に必要な送料その他の費用は、別途定めがある場合を除き、依頼者の負担となります。

分析のために試料を消費した場合や、研磨、切断、削り、剥離その他の処理を行った場合には、分析前の状態に戻すことはできません。

長期間の試料保管を希望する場合には、事前にご相談ください。

第17条 料金

分析料金は、当ラボWebサイトに掲載する料金、見積書または当ラボから個別に提示した料金によります。

試料数、測定箇所数、分析内容、前処理、追加測定、分析報告書の作成、外部分析機関への再委託その他の条件により追加料金が必要となる場合があります。

当初の依頼内容を超える追加料金が必要となる場合には、原則として追加作業を行う前に依頼者へご案内します。

第18条 支払方法

分析料金の支払方法および支払時期は、当ラボがサービスごとに指定する方法によります。

銀行振込を利用する場合の振込手数料その他依頼者側で発生する費用については、別途定めがある場合を除き、依頼者の負担となります。

第19条 キャンセル

正式な分析依頼成立後、依頼者の都合によりキャンセルする場合には、できるだけ早く当ラボへご連絡ください。

分析開始前で、当ラボに費用が発生していない場合には、原則として分析料金は発生しません。

すでに前処理、測定、分析、分析報告書の作成その他の作業を開始している場合には、実施済みの作業に応じた料金をご負担いただく場合があります。

外部分析機関への発注その他すでに取消しのできない費用が発生している場合には、その実費をご負担いただく場合があります。

第20条 納期

分析結果および分析報告書の納期は、分析内容、試料の状態、受付状況等を確認したうえで、当ラボから依頼者へご案内します。

追加測定や追加確認が必要となった場合、分析装置の故障、外部分析機関への委託その他やむを得ない事情が発生した場合には、当初ご案内した納期を変更することがあります。

納期を変更する必要が生じた場合には、当ラボから依頼者へ速やかに連絡します。

第21条 分析をお断りする場合

当ラボは、次のいずれかに該当すると判断した場合、分析相談または分析依頼の受付をお断りし、または受付後であっても分析を中止することがあります。

  • 安全性を確認できない試料
  • 法令等に抵触するおそれがあるもの
  • 分析結果が違法または不正な目的に利用されるおそれがあるもの
  • 当ラボの設備または技術では適切な分析が困難なもの
  • 分析担当者、設備または第三者に危険を及ぼすおそれがあるもの
  • 依頼内容について必要な情報が提供されない場合
  • その他、当ラボが分析を行うことが適切でないと判断した場合

受付後に分析を中止する場合の料金および試料の取扱いについては、分析の進行状況等を踏まえて依頼者へご案内します。

第22条 免責および責任の範囲

当ラボは、合理的な注意をもって分析サービスを実施します。

ただし、分析装置および分析方法の技術的限界、試料の不均一性、測定位置、表面状態、試料の経時変化その他当ラボが合理的に管理できない事情により、測定結果に差異が生じる場合があります。

依頼者が分析結果を、製品設計、製造、販売、取引、法令適合性の判断その他の重要な意思決定に利用する場合には、分析方法の限界を考慮し、必要に応じて他の分析方法による確認等を行ってください。

当ラボの故意または重大な過失による場合その他法令上責任を制限できない場合を除き、分析サービスに関連して当ラボが損害賠償責任を負う場合、その責任の範囲は、当該分析サービスについて依頼者から受領した料金を上限とします。

第23条 禁止事項

依頼者は、分析サービスまたは分析結果を、次の目的または行為に利用してはなりません。

  • 法令に違反する行為
  • 詐欺、偽造その他の不正行為
  • 第三者の権利または利益を侵害する行為
  • 分析結果を改変し、または誤解を生じさせる形